菊容子殺害事件
1975(昭和50)年4月29日
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1975(昭和50)年4月29日11:20、新宿区諏訪町のHマンション4階で菊容子(本名:菊池洋子:24)が白地に花模様のシャツ姿でベッド上で仰向けになって死んでいるのを発見された。父(72)が電話に応じない菊を不審に思い、殺されているのがわかったもので、菊の首には細い紐で絞殺された跡が残っていた。

菊は6、7歳から雑誌モデルとして活躍、3年前にTBS「好き好き魔女先生」主役となり、NHK「連想ゲーム」にも1年間出演するなどで知られていた。事件の直前の4月2日から4月29日まで「新宿コマ劇場」の水前寺清子公演「姉ちゃん仁義」に出演中で、殺害された日は千秋楽だった。菊は1年前からテレビタレントの藤沢陽二郎(23)と交際しており、4月29日3:00、菊から父に、藤沢がマンションに来ていると電話があり、父ははっきりと交際を断るようにアドバイス、菊は父に舞台があるので、朝早くに電話をして起こして欲しいと頼んでいた。藤沢は「柔道一直線」や「仮面ライダー」などに出演していたが、特撮ものに脇役で出るような役回りの俳優。

10:00、世田谷区の友人宅に車で藤沢は現れ、殺人を漏らし、午後に自首するので同行して欲しいと頼んでいた事から、菊殺害は藤沢の犯行と断定された。13:30、小田原市早川の箱根ターンパイク内の橋の欄干に2度、車をぶつけ、右足首に3ヶ月の負傷をした藤沢が逮捕された。自殺を図ったものだが、藤沢は菊に冷たくされ、よりを戻そうと当日も菊の部屋を訪れたが、別れ話がもつれて手で首を絞め、さらに電話線のコードで絞めて殺害したという。




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