2018年03月25日(日)

te' /narite' []

2年のnarite'です。te'のレビューを書きます。
ドラマーのtachibanaさんという方が、ここ3年ほど離脱していたのですが、今度5月に復帰します。
私はdr.tachibanaのte'が好きすぎるので、今までのtachibana在籍時代のアルバム(緑縞、桃縞、青縞、紫縞、黒茶縞)から1〜2曲ずつ紹介します。

◯我々は希望に従って約束をし、恐怖にかられて約束を『果』たす。

ベースは客に背を向けます。MCのときもそのままです。
シューゲイズというんでしょうか、詳しくないので自信が無いですが、曲の最後のほう。こんなんズルです。
te'の醍醐味の1つである「音のダイナミクス」の魅力がこの1曲につまっています。(緑縞)

◯如何に強大な精神や力といえども知性なくしては『無』に等しい。

ドラマー殺し。聴けば分かります。
曲名と曲調の「怖さ」から察するに、どんなにたくましい精神、肉体、知恵を備えたとて、不完全な存在である人間では対等に張り合うことができない「大いなる何か」の存在を感じとることができます。(桃縞)

◯言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ。

曲の最初が少し切れてます。この曲youtubeに全然上がってなくて苦労しました。
とても簡単な構成、にもかかわらず溢れる演者のエネルギー、気持ち。「インスト屋」の意地が感じられます。(桃縞)


◯夢とは現実という平凡なものに付ける美しさに似た『嘘』の俗称。

憤怒。「裏切られた」や「どうせ…」という精神状態に陥った時に聴くと、この曲に勝る曲は世の中に存在しないと確信しています。これのライブ版は、エモ散らかしてて全然弾いてないです。(青縞)

◯決断は無限の扉を開くのでは無く無限の誤謬に『終止符』を打つ。

今のところ最もマスい1曲です。確かギターフレーズを切り貼りして拍をごちゃまぜにしたものに生音でドラムをつけているというような情報を見た気がします。こういう時は体で覚えます。ところどころギター3本聴こえます。(紫縞)

◯楽観の深奥で燻る魔は、万人が宿す普遍的無意識の「罪」の残滓。

このアルバムからベースがmasa→matsudaに変わります。ベースのフレージング?のアプローチが明らかに変わります。この体制になってからあの「音の中の『痙攣的』な〜」が出るわけですが。
個人的にはこのアルバムのフロアタムの音がめちゃくちゃ好きです。ブロンという音。かっこいい。(黒茶縞)

この辺でやめておきます。te'は歌詞がない代わりにギターリフが「歌って」います。「歌って」いるからこそ、ただのインストには感じ取りにくい演者の精神性・メッセージが聴き手に届いているんだと思います。その点から言えば、その届け物をうまく導くためにも、特徴的な「長い題名」は彼らと不可分です。私がその届け物を正しく受け取れているわけでもないですが。
もう10年以上、リフものポストロックをやっているのにまだ新鮮なリフが出てくるのは、私自身ドラマーながら凄いことだと思います。

お察しの通りオタクなのです。書き足りない。企画等、背中で語っていきたいと思います。読んでいただきありがとうございました。

(コメント:2件)
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2018-03-26 12:11
[大使 ] []
インストかつ長い題名ゆえにあんまり聴き込めてなかったのでとても分かりやすくてありがたいです。
一曲目みたいな轟音系ポストロックは良いものですね。
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2018-03-26 17:15
[なりた]
@大使
オタク晒したら感謝される優しい世界
なんかタイトル怖いし、アルバムいっぱいあるし、取っつきにくさどうにかしていきたいですね
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